映画ベイマックスを久しぶりに見て、AIを学んだ今だからこそ改めて面白いなと思い、不定期でベイマックスで使われている技術の考察を行なっていきたいなと思います。なお、この記事の解説はあくまで個人的な意見ですので悪しからず。

初回の今回は、ベイマックスの映画の中のワンシーン、充電切れ間近のベイマックスが部屋に着き猫を抱えながら「毛深い赤ちゃん」と言うシーン

ベイマックスが「猫」を誤って、「毛深い赤ちゃん」と認識してしまっています。

なぜベイマックスは誤認識した?

ヒロの兄タダシが作ったベイマックスは医療ケアロボットです。多分タダシは心と体の治療を目的として作られており、1万通りの治療法をプログラミングがされております。ここからは推測になりますが、タダシは人間の治療を目的としたため、人間のみ識別可能なのではないかと思われます。

AIでは、学習した種類(クラス)の識別しかできません。例えば、犬と猫を識別するAIを作成した場合、現在の技術でも高い確率で「犬」と「猫」を識別することができます。しかしながら学習していない「うさぎ」の画像を識別させた時はどうなるでしょうか?

ベイマックスは劇中で、ヒロをスキャンし、ヒロが思春期であることを判別していることからも、大きさや見た目など様々な情報から年齢まで判定しております。猫はサイズ的に赤ちゃんと似ているので赤ちゃんと誤認識したのでしょう。また、赤ちゃんと誤認識しただけでなく「毛深い」と修飾したのでしょうか?

またしても推測になるのですが、タダシがプログラミングした1万通りの治療法の中に、「毛」に関する病気もあったのではないでしょうか?そのため、ベイマックスは「毛」と「毛深い」概念を理解していたため、猫のことを「毛深い赤ちゃん」だと認識したのでしょう。

終わりに

今回は映画ベイマックスのワンシーンである「毛深い赤ちゃん」を取り上げてAIの技術の説明を行いました。ベイマックスは2014年公開のため、IT業界の人は、2012年に物体認識でCNNを使ったAIが優勝したことを知っていたかと思いますが、多くの方は現在のAIブームが始まる少し前でAIに馴染みのない人が多かったかと思います。改めて映画などで使われている技術って実際のものに近いなと感じました。今後も不定期でアニメや映画の技術について、触れていきたいと思います。

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